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お知らせ

2011/09/23  秋彼岸供養会を行います。
2011/04/08 「和尚のちょっといい話 第2章」春秋社より発売予定
2006/03/31 「和尚のちょっといい話」春秋社より処女出版
2003年〜 毎週月曜日 朝7:00 FM沼津(76.7)にて「和尚のちょっといい話」生出演中

今月の法話 カンボジアと東日本大震災  いのちの尊さを考える

三月十一日は忘れられない日となりました。小生もカンボジアから帰ったばかりの日でした。それは亡くなった叔母、大嶽康子を記念し、小学校開校式典に参加して、帰国した日だったからです。午後の二時、お寺の客殿に檀信徒の方と応接中でした。急にグラグラと結構長い間ゆれがきました。近くにあったテレビをつけ、情報を把握しようとしました。しかし近くではなく、東北地方とのこと、詳しい内容は遮断されたままよくわかりませんでした。すぐさま思ったのは「近くでこのように揺れたのなら、東北地方では尋常ではないな」と感じました。

その後、次から次と津波や原子炉の状況が放映されました。未だに五千人の方々の行方がわからない未曾有の大惨事になってしましました。 カンボジアの子供たちのために小学校や井戸や遊具(すべり台とブランコ)を提供する運動を通して、カンボジアの状況と日本の 被災地の状況が何か重なって感じられたのです。カンボジアの現地の人々の生活は極貧に近く、井戸もなく、家はあってもすぐにでも倒れそうな粗末な小屋、一階は家畜が住み二階は人間がすみ、台所、トイレもなくただ生きている。しかし、皆底抜けに明るく、その笑顔はどこからくるのか不思議な感じでした。小さな子供たちははきものがなく、素足。人間社会にこれほどのちがいがあってよいものかと考えさせられました。しかし、そんなことに不足不満をいうことなく、生きている同じ人間がいることを。比較すれば格段に良い生活をしている日本人のいのちに対する考えの貧しさを覚えるのでした。

日本の現状は幼児虐待、うつ病、自殺者、生活保護者が増えているこの文明国の行方はと心配です。 さて話は変わって、福島県郡山から七人の家族が十日ばかり夏休みに来ました。ご承知の通り、プールはダメ、海はもちろんダメ、公園はダメ、この夏の暑い日、マスクに帽子 手袋、長袖シャツ靴をはく。まさに冬の衣装で外出しなければなりません。本当に子供にとって可哀そうな日々。こちらにきて、公園で嬉しそうに遊ぶ親子の姿を見て、同じ日本で、東海地震が予測されているこの沼津に避 難してきているこの皮肉な現実を考えさせられました。

三明寺住職 大嶽正泰 合掌